?学生の活動紹介?大阪?関西万博における未来の交通等のあり方の検討(辻?本ゼミ)
公開日 2025年07月24日
辻?本 勝久ゼミナールでは、大阪?関西万博で展示されているスマートモビリティやフューチャーライフ、デジタル、グリーンなどの「未来社会ショーケース」を体験し、これからの都市交通や地域交通のあり方について検討すべく、大阪?関西万博の会場へ出向いて調査を行いました。
参加した学生からは次のようなコメントがありました。(写真は学生撮影によるものです)
- 陸?海?空を統合したモビリティや未来型鉄道車両に触れ、移動の利便性や乗客体験の革新性に大きな可能性を感じた。
- 空飛ぶクルマやドローン物流、水上交通の新技術は都市の交通課題解決に寄与し得るが、法整備の必要性もある。
- MaaSアプリによる予約?決済や夢洲駅の設計は混雑緩和に効果的で、多言語対応の案内表示も外国人に優しい。
- 駅のエスカレーターのボトルネックや南港ポートタウン線の活用不足などの課題がある。
- 会場内では床の色分け案内やバリアフリー設計が高く評価できる(※1)。
- 雨天時には屋根不足や傘による混雑、水たまりなど快適性低下が問題となる。屋根増設や歩道拡幅、案内強化が必要である。
- 水素船「WIND HUNTUR」や洋上風力発電は持続可能な未来を示す一方、費用や環境影響への課題も存在する(※2)。
- 北欧の自然と調和した交通整備やルクセンブルクの公共交通無料化事例は、持続可能で公平な社会の方向性を示すものとして印象に残った。

※1 会場内の案内サインとQRコード付き視覚障害者誘導用ブロック

※2 水素発電をしながら運航する船「WIND HUNTUR(ウィンドハンター)」

